やまへい
2011/05/01

ボートレース浜名湖からほど近い新居関所跡。
その昔、「入り鉄砲と出女」を厳しく取り締まった東海道の要所です。
その新居関のほど近く、昔ながらの町並みの中に「やまへい」があります。それまでの、しらす製造から切り替え、1972年2月創業。
しらす小売りをはじめました。
養鰻業も営んでいましたが、創業から6年後には小売業に専念することとなりました。
3月下旬からしらす漁が解禁となりました。
しらす漁解禁とともに春がやってきます。
しらすは、5月半ば頃までは「新もの」。
ゴールデンウィーク頃から漁獲量も質も徐々に安定し始め、秋口まで最盛期となります。
とかく真夏のしらすは、旬を迎え、味・質ともに最高です。
一口に「しらす」と言っても、色・大きさ・味と、それぞれに違います。
全国で漁獲されるしらすの中でも、遠州灘で採れるしらすは黒潮海流にのってやってきただけに身がしまって質が良いそうです。
そのしらすが、舞阪漁港で水揚げされ、ピチピチのまま加工されます。
やまへいでは、舞阪の加工業者に直接委託してしらす干しや、かまあげしらすなどを作ってもらい、納得したものだけを買い付けます。
その時に、創業前のしらす加工で鍛え抜かれた「目利き」が活躍します。
地元の人に、「やまへい」の商品は間違いないと言われる所以は、その「目利き」が選んだ品質にあります。
イカちりめんもエビちりめんも、人間の手でちりめんと混ぜているわけではありません。
漁をした場所や時期によって、イカやエビの稚魚と一緒に網にかかった時に採れる、いわば偶然の産物。
店頭に並んでいるときは、是非お買い求めください。
手前の白いシラスが「かたくちいわし」のしらす。
その隣が、「イカちりめん」そのとなりの色のついているシラスは「真いわし」のしらすです。
同じしらすでも、品種によって色も味も少しづつ違います。
地産地消の逸品グルメ、「浜名湖混ぜのり」。
浜名湖の幻の逸品です。
香り豊かな青のりと、甘味の多い黒のりとが文字通り混ざり合い、食べた瞬間にお口の中が磯の風味でいっぱいです。
料理の脇役になりがちな海苔ですが、味も香りもしっかりと主張してくる。
これぞ「THE 海苔」。
やまへい自慢のうなぎ白焼きを使って作った蒲焼きと、うなぎ混ぜご飯の素は、産地ならでは。やまへいが、自家製のタレでしっかり煮込みました。
美味しいうなぎの風味とシッカリとしみ込んだ特製タレの旨味。もちろん化学調味料無添加で、やさしい味に仕上げてあります。
湯煎で3分。手軽にごちそうが美味しくいただけます。
こだわりを持って作った色ちりめんです。
使っているのはもちろん遠州灘のしらす干し。
それに、鳴門わかめ・浜名湖混ぜのり・紀州梅などを混ぜ合わせています。
こちらも化学調味料無添加。ご飯の友です。その他、詰め合わせセットもあります。
ネット販売もしていますので、詳しくはHPをご覧下さい。
「良質な海の幸にこだわり、おいしく安全な食材をご家庭にお届けしています。
浜名湖、遠州灘の代表的な海の幸や現地でしか食する事のできない味を、多くの方々にご賞味していただきたいです。」と、跡取りの息子さん。
昔ながらの町並みにたたずむ、ちょっと懐かしいお店に立ち寄ってみてください。
住所 | 〒431-0302 湖西市新居町新居906-1 |
TEL | 0120-86-8075 |
アクセス (地図はこちら) |
新居町駅から徒歩10分 |
営業時間 | AM 9:00?PM 7:00 |
定休日 | 火曜日 |
席数 | なし |
駐車場 | 3台 |
ホームページ | URL http://www.hamanako-yamahei.com/ |