紅屋
2012/03/01
- 引佐・細江・三ケ日。奥浜名湖とよばれるこの3町では 「みそまん」 の文字をよく目にします。
- みそまんとは奥浜名湖湖北の名物和菓子で、黒糖のふかし饅頭のことです。
みそまんという名がついたのは、昭和。
起源は700年以上まえにもなります。
- 現在も12店舗の菓子屋が みそまんを作り続けています。
地元の方に聞くと、それぞれの店で様々なこだわりがあり、個々に好みがあるようです。 - そのなかでも「紅屋」のみそまんは、遠方からも
買い求めにくる人もいるそう。
- その紅屋は、創業60余年。
- 早朝から店には絶えずお客さんが出入りしています。
- そして、ほぼ100%の割合で、みそまんを手にしていかれます。
- それほどまでに愛されるみそまんとは、いったいどんなものなのでしょうか。
- 創業当時から作り方「を一切変えず、黒糖、小麦粉、小豆のみで味を守り続けています。
皮には香り付け程度に味噌が入っています。 - もちろん、無添加なのでからだに優しく安心して食べられます。
- 「みそまん」というネーミングは、紅屋のお客さんが「皮がみそのような色をしているし、語呂がいいから」と呼び始めたのが始まりなんだとか・・・。
みそまんをひとつ手にすると、そのもっちりとした皮にびっくり。
一口いただく。
「ふわ。もちっ。ぷるん」
少し塩っぽい皮の味がしたあとに、甘さ控えめのこしあんが爽やかに口の中に広がる。
そして、おまんじゅうの底がういろうのようでこれまた美味。
モチっとした皮の食感とあっさりとしたこしあんが絶妙です。
- こちらのみそまんですが、実は店頭に並んでいません。
- 「みそまんをください」と注文すると、笑顔の素敵なおかみさんが店の奥からみそまんを運んでくれます。
- 基本は10個入り(900円)ですが、前日までの予約で、1個からでも包んでくれます。
- 「売り切れ」の日も多いので、前日までに電話予約をされたほうが確実です。
- 「無添加・無着色ですし、皮の食感を楽しむためにも、製造日の翌日までには召し上がってください。」とおかみの大岩さん。
- みそまんの他にも大福などの和菓子やシュークリームも販売しています。
- おかみさんの笑顔にほっこり。
みそまんでにっこり。 - 奥浜名湖に行かれた時には、味わってみては。
お店 | 紅屋 |
住所 | 〒431-2212 浜松市北区引佐町井伊谷 785-5 |
TEL | 053-542-0030 |
アクセス | 浜名湖競艇北門から雄踏大橋を渡り左折、奥浜名湖方面へ |
営業時間 | AM 7:00~PM 5:00 |
定休日 | 月曜日・火曜日(火曜は不定休) |
席数 | なし |
駐車場 | 10台(道をはさんだ向かいに6台・通り沿いに4台) |
Loading